断熱効果だけじゃない!屋上緑化の基礎知識

by admin on

屋上緑化の元祖といわれる「芝棟」

屋上や屋根などに植物を植える屋上緑化。地球温暖化やヒートアイランド現象など、環境問題が取りざたされている現代において出てきたものと思っていませんか?

屋上庭園や草に覆われた屋根などは外国でも古くから存在し、日本でも「芝棟」という技法でかやぶき屋根の棟の部分に土を乗せ、芝や花を植えて補強し雨漏りを防いでいました。しっかりと根がはり日照りに強いイチハツやショウブ、オニユリなどの植物が植えられ、これが屋上緑化の元祖と言われています。

屋上緑化の目的とは?

ヒートアイランド現象の緩和や断熱性の向上による省エネ効果、保水力の増加などの目的で屋上緑化は行われています。

屋上緑化を行っている建築物は、屋上の温度が低下し建物内の室温を下げる働きがあり、夏場の冷房使用量が低下することで省エネ効果が期待されます。反対に冬場は断熱効果があり暖房の省エネにつながります。

また、土が少ない都市部では雨水の流出による水害が問題となっています。屋上緑化で土を置くことにより、雨水が土壌に吸収されるため、一時的に水流を抑制する効果があります。

屋上緑化で気をつけること

大きなオフィスビルなどの屋上緑化だけでなく、最近では個人でも屋上緑化を導入する住宅が増えています。

緑化するための土や水は重いものです。新築の場合は別ですが、築年数が経過している場合などは土の重さが建物に影響を与える場合があります。また、土の流出や強風の際の対策も必要です。屋上緑化を行うときは業者としっかり相談することが大切です。

屋上緑化とは屋上で植物を栽培し、緑で覆うことです。これを行うことでヒートアイランド現象を緩和することができます。